
「現在マウスピース矯正治療を行っているが、思っていたよりも時間がかかりそう……」
「マウスピースを装着していなければならない時間が長いため、精神的に疲れる」
「マウスピース中心の生活を早く終わらせたい」
このようなお悩みやご不満はございませんか?
今回みなさんにご紹介する「光加速矯正装置(オルソパルス)」は、矯正期間を大幅に短縮する治療装置です。
口にくわえるだけで、数年かかるはずの治療をわずか1年弱にまで短くできるといわれています。では一体、光加速矯正装置(オルソパルス)はどんな装置なのでしょうか?
(1)「光加速矯正装置(オルソパルス)」とは?

近年では、矯正治療を行う患者の身体的・心理的負担を減らすための研究が進み、矯正にかかる期間を短くすることが可能となりました。
それが「光加速矯正装置(OrthoPulse:オルソパルス)」です。
光加速矯正装置(オルソパルス)は、手のひらサイズの小さな装置。微弱な近赤外線を歯の組織に当てることで細胞を活性化し、骨の造成を促すという役割を果たします。
使い方は驚くほど簡単で、なんと毎日10分間口にくわえるだけ。自宅であろうと外出先であろうと、無理なく装置を使うことが可能です。
もちろん光加速矯正装置(オルソパルス)の効果は、医学的にも実証されているのでご安心ください。研究によれば、一般的に2~3年を要していた矯正期間が、光加速矯正装置(オルソパルス)の使用によりわずか1年足らずにまで短縮されるといわれています。
その短縮率は、驚異の最大66%!従来の矯正治療では考えられなかった驚くべき効果だといえるでしょう。
(2)マウスピース矯正の弱点を「光加速矯正装置(オルソパルス)」で補う

「痛くない」「目立たない」「食事中に取り外せる」「メンテナンスが楽」という理由から、若い方を中心にマウスピース矯正が選ばれています。
たしかに従来のワイヤー矯正に比べれば、マウスピース矯正は非常に負担が少ないといえるでしょう。
しかしマウスピース矯正は、そうしたさまざまなメリットがある反面、「外している時間が長いと矯正効果が薄れる」「結果的に治療期間が長くなる」といった種々のデメリットを持ち合わせています。
「自由に取り外しができる」というメリットが、かえってデメリットになってしまうわけですね。
それにマウスピース矯正は、1日のうちで装着するべき時間が「20時間以上」と意外に長く、実はそこまで自由がありません。
だからこそ、マウスピース矯正には光加速矯正装置(オルソパルス)がぴったりなのです。
光加速矯正装置(オルソパルス)で矯正速度を促せば、想定していたよりもずっと早い期間で治療を終わらせて“マウスピース中心の生活”から卒業できるはずです。
(3)「光加速矯正装置(オルソパルス)」を使う際の注意点

①マウスピース矯正の装着時間は厳守する
光加速矯正装置(オルソパルス)はあくまでも矯正治療の補助装置であって、矯正の主役はマウスピースです。
光加速矯正装置(オルソパルス)を治療に導入した後も、マウスピース矯正で推奨されている「1日20時間以上装着」という鉄則を守るように心がけましょう。
②口内ケアは徹底する
マウスピース矯正だけでなく、他の矯正治療にもいえることですが、矯正期間中は虫歯や歯周病にならないようにくれぐれも気を付けましょう。
仮に口内トラブルが起きてしまった場合は、光加速矯正装置(オルソパルス)の使用はもちろんのこと、矯正治療そのものを中断しなければならなくなってしまいます。
そうなると、せっかくの矯正が台無しです。移動していた歯が元の位置に戻り、また余計に費用や時間を費やすことになるかもしれません。
(4)まとめ
光加速矯正装置(オルソパルス)は、矯正に携わる医師たちに近年注目を集めている矯正期間を短縮する装置です。
「矯正治療と保定治療にかける時間が長すぎて辛い」「2年も3年も治療に時間をかけていられない」という方はぜひ知ってほしいと思います。
まずは光加速矯正装置(オルソパルス)治療を取り入れている歯科医院がお近くにないか調べてみるとよいでしょう。